子育て

今、昆虫がやばいらしい | カマキリ先生・香川照之の「昆活しようぜ!」

カマキリ先生・香川照之の「昆活しようぜ!」

次男が保育園時代から、同じクラスの男の子たちと視聴しているNHK番組『香川照之の昆虫すごいぜ!』。

番組では香川照之が、カマキリに扮し昆虫の先生となって昆虫の魅力を講義し、日本から海外まであらゆる場所に昆虫を取りに行きます。。

次男は、香川照之のカマキリ先生の採ったレアな昆虫に夢中になり、カマキリ先生(香川照之)の背中を追いかけ、虫取りをしてきたと言ってもいいくらいのカリスマ・カマキリ先生です(笑)。

8月1日(木)に放送 NHKスペシャル『香川照之の昆虫”やばいぜ!”』

この回の内容は、昆虫採集だけでなく、昆虫と環境について深く考えさせられる内容でした。

ネットでもこの回の放送で「昆虫カタストロフィ」が起きていると、騒然となっていたようです。

この日の放送では、カマキリ先生は昆虫王国でもある中米コスタリカへ向かいました。

昆虫好きにはたまらない、個性豊かな虫たちの楽園。だけどここにも人間が開発しつづける自然からの警鐘が。地球上の昆虫は年々減少し続け、研究者の中では昆虫はあと100年で絶滅すると言われているそうなんです。

昆虫が減少するとどうなる?

地球上の植物の8割は、昆虫によって生かされているそうです。昆虫が花粉を運び受粉させる。地球上の植物の8割が昆虫だけを頼りに受粉しているようなのです。

ということは、昆虫が減少すると

植物の死、、、

つまり、地球の生命の死ですか(๑⁺д⁺๑)

昆虫は過去27年間で76%以上減少しているようです。100年後の地球には1%未満の虫しか残らないと言われているようです。もやは絶滅レベルでしょうか、、(´;◞౪◟;)

地球の歴史では何度も生命の絶滅が起きているので、6度目の絶滅が来ると研究者の間でささやかれているそうです。

子供時代の昆虫観察のすすめ

子育てをしていると、昆虫が大丈夫なお母さんに出会うことは難しいくらい、今のお母さんたちは昆虫が苦手のようです。

なので、必然的に昆虫が嫌いな子供たちは増え、虫のいるところに、自然と近づかなくなるので自然体験をする子供たちも少なくなり、子供の自然離れの深刻化しているようです。

自然体験をすることのメリット

(1)自然を愛でる気持ち、小さな命を発見する喜びなど情操教育による人間形成はとても大きなもののようです。

(2)自分の前に立ちはだかる大きな自然に対しての自分の存在を感じ、自分は自然に生かされ、自然の中のものだということを感じ人間の存在を知ることができるそうです。

(3)危険を感知するといった生きる力を身につけるようです。これは自然の中でも社会に出ても感覚を育てていくようです。

ここについては、次男は自然の中の危険察知力はピカイチです。岩陰や藪のヘビをみつけたり、虫の気配を感じたりする力は驚かされることもあります。

(4)いのちの尊さや命の価値を体験することができる。

というところのようです。

自然の中は、博物館

私は、物心ついたころから親が自然遊びをたくさんさせてくれたので、昆虫が大好きな虫取りガールでした。

子供の頃は風の谷のナウシカになって、黄金の草原を歩きたいと思っていたぐらいですから、、(汗)

自然を愛でる気持ちは、一般の方より強いですかね。

昆虫をどういう視点で見ているかといいますと、博物館に訪れたときくらいの好奇心ですかね、、なんておもしろい造形美〜と思って見ている感じです。

おもしろくないですかね、、、あれ?(^▽^;)

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次男の昆虫離れ

昆虫に夢中だった次男も、小学生になったらゲームをしていいと約束していたので、これまで制限されてきたゲームをやり始めると、昆虫への興味が激減してしまいました。

春に小学校へあがるまでは保育園で虫取りの毎日でした。男子たちの間で虫を取るのがステータス的な空気があったのが、小学校へあがると虫好きの友達もほぼおらず、逆に虫は気持ち悪いと口々にいい合う子供たちの中に身を置くと、同じように虫は気持ち悪いと言い始めてしまいました。

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子供たちを巻き込んで昆活のススメ

これまで次男と一緒に虫取りに明け暮れたパパも、次男が小学校へあがってから、次男からの誘いがなくなったので、 虫取りをしなくなってしまいました。

まだまだ、昆虫への興味が退くには早すぎる〜という母の気持ちにより昆活のススメをしています。

夏休み、学童に行く前に町内の昆虫好きの男の子も巻き込んで昆活です。

町内のOくんは、昆虫大好き少年。お母さんが虫嫌いで幼稚園出身なのに、こんなに昆虫好きなのが不思議。

本当に昆虫が好きな子の好奇心は誰にも止められないというやつでしょうか。

夜は、昆虫好きOくんにくどかれ、たびたび蝉の幼虫取りに出かけています。

でもその蝉の幼虫は、枝にとまらせてから、Oくん家で段ボールをかぶせられるようです(笑)

だけど、玄関に虫を入れてくれたママはOくんのママが初めてなんです。

これまで、いろんな町内の子供たちが我が家のセミの幼虫ツアーに参加して、家に幼虫を持ち帰るんだけど門前払いだったんです。どの家のママも玄関にも入れてもらえず、屋外の虫かごで羽化することになり羽が伸びずかわいそうなことになってしまいました。

これが一般的な虫嫌いのママですね。

今後も町内の子供たちを巻き込んで昆活をしていけたらなーと思います。

なんとか10歳までは昆虫に夢中でいて欲しいと思う母なのでした。