かぞくのじかん

お母さんは心の安全基地

こんにちは、あられです

ふとコンビニの書籍コーナーで、6月号「PHPのびのび子育て お母さんが笑うほど、頭のいい子に育つ」という本を手に取り、買ってみました。


PHPのびのび子育て 2019年 06 月号 [雑誌]

こういう類の子育て本は、たくさん読んできました。

だけどいくら読んでもその時は、「よし、自分も取り組むぞー」と思い立っても3日経てば忘れてしまう私です。夫も同じくで、お互いをみて、人間という生き物は、常に学び続けなければ、忘却の生き物だなーと思うわけです。

毎日の忙しさの中で、常に優しいお母さんでいられる人ってどれくらいいるんだろう。自分の感情抜きで、いつも正しく叱れるお母さん、それはもう私からすれば仏の領域
神様仏様しかいないと思っている私は、器が小さいんでしょうか、、(・Θ・;)

イライラしている時に、子供に頭ごなしに注意をしてしまって自己嫌悪に陥る後味の悪さ。

子供の時、理不尽に怒られるのすごく嫌だったんですよねー。今の私も子供からしたら、理不尽な時、有り有りでしょうよ(・Θ・;)アセアセ…

でも、忘れないように、朝起きて水を飲むように、子育て本に少し目を通してみる。すると自分の感情をコントロール・管理することができます。

「PHPのびのび子育て お母さんが笑うほど、頭のいい子に育つ」の内容はこんな内容でした。

お母さんの笑顔が子供の能力を伸ばす

全国のこどもたちの受験の取材で、受験に勝つ子供たちに共通すること「強い心をもった子供は、お母さんの笑顔の絶えない家庭にある」という統計が出たそうです。

人間の集中力というのは、安心や幸福感から作られるようです。

お母さんの笑顔が子供に安心感をもたらし、愛されている実感から外に立ち向かえるそうです。その自己肯定感が生きる力のようです。

わかっているけど、ドキッとします。笑顔忘れてること、よくある(・Θ・;)。

笑いのある家庭は子供が伸びる

日本人は外国人に比べると自己肯定感が薄いようです。自己肯定感は生きるビタミン剤で、ビタミンの足りない子供たちは、どうなるか想像できる気がします。お母さんの言葉がけや笑顔こそビタミン剤。

「ほら、やっぱりね」「ダメだなあ」「もう知らない」「なんでできないの?」つい、お母さんが悪気なく言ってしまう言葉が自己肯定感を崩すんですね。一番誉めて欲しい人のはずなのにですよね。

ダメだしせずに、笑顔で「できたね」「すごい、びっくりした」などの言葉がけが、子供のやる気と自信を育て、主体的に動く子に導く

無意識に「なんでわからないの?」って言ってしまうこともある。逆にめちゃくちゃ誉める事も日常的にしている

笑いの効能

「笑い」子供にの成長にとって、食事と同じように重要な要素。

新しいことをすることに失敗はつきもの。その時に「あー失敗しちゃった」と笑い飛ばせる力は、前へ向かうエネルギーになり失敗もはじめて糧となりうるようです。

笑いが多ければ、その前へ向かう経験から賢くなり、大きな可能性と人生を楽しんで笑い飛ばせる人に成長というわけなんですね。

親は子供の安全基地

そのためには、失敗したときに丸ごと受け止めてくれる安全基地がいるようです。安全な場所があって初めて失敗を笑いとばすことができる。失敗しても戻って安堵できる場所がある、その土台があっていつでも困難に立ち向かえるということのようです。

そういえば、すごく該当するなあー

子供を頭ごなしに叱った時、子供が外へ向かうエネルギーが喪失したようになるんです。でも私がニコニコ笑っている時は、はちゃめちゃ元気に出かけて行きます。苦労かけてる〜〜(・Θ・;)

そして、私も親に困難に立ち向かえる安全基地をきちんと作ってもらえていたんだなあーとしみじみ。

母親は感情で怒ることも毎日あったけど、それ以上にいつも笑ってくれていたし、挑戦することに口を出されたことはなく、背中だけを押してくれた母。

辛い時は歌おうと言ってくれました

困難を嘆くよりも、立ち向かう心をいつも教えてくれたポジティブ母。

そんな安全な場所があったから、何にでも挑戦できたのかあ私。

若き日は、バックパッカーで海外に一人旅に出たり、東京の編集部に飛び込みで行ったり、感動した人に弟子にしてほしいと頼みにいったり、こんな珍行動は安全基地があって、待っていてくれる人がいたからなんだなと思います。

だって、今同じことをしろって言われたら、とてもできない!海外へも行きたくない。さびしいもの。今は親のように、失敗を丸ごと受けとめてくれる人はいないってわけです。

これからは、待っていてあげる側に番がまわってきたんですよね。

子供が書いたユーモア詩

この本の中に、子供のユーモア詩という特集がありました。

その中の詩で特に心に響いてドキッとさせられた詩を紹介させてもらいます。

小学四年生の男の子が書いた詩です。

「お嫁さん」

ぼくは、やさしいお嫁さんをもらいます。
友達とお酒を飲みに行った時
こわいお嫁さんは
「今まで何やってたの。
早く風呂に入って寝なさい。」
というけど、やさしいお嫁さんなら
「早く寝なさい。」
だけですむからです。
あと、給料が少なかったら
こわいお嫁さんは
「給料が少ないから、おこずかいへらす。」
というけど
やさしいお嫁さんなら
「あら、少なかったのね」
だけですむからです。
あと、うるさいお嫁さんと
文句を言うお嫁さんも欲しくないです。
うるさいのと文句を言う女は
お母さんだけで十分です

冷や汗たらたらでます。母さん、人間力に磨きをかけたいと思います

アマゾンのレビュー

「PHPのびのび子育て お母さんが笑うほど、頭のいい子に育つ」
この本のアマゾンリンクを貼ろうとしたのですが、なんとこの本、アマゾンのレビューで一人のお母さんがレビューを書かれていますが、星1つで評価が相当悪いです。そのレビューが役に立ったという方が更に27人!

アマゾンのレビューの一部を抜粋

読んでいて辛くなった
笑えないくらいしんどいときはどうしたら良いのかと思って購入したのだが、、、
読んでいるうちにお母さん(私)が笑ってないとやばいよ子どもまともに育たないよと脅されているような気持ちになった。

この本を読むには、〜のお母さん向けなどの分類があるといいかもしれません。
このレビューの方は、まず本を読むよりも休息が必要で、賛同される方もたくさんおられて、お母さんたちは休息を必要としていることが分かりました。

乳幼児期の男の子兄弟の子育てを思い返すと、毎日、私は灰になってました。その時やっぱり思ったのは、子供たちを愛するためにまず休もう!でした。

保育園の一時保育、ファミリーサポート、ネットスーパーなどなど、頼る身内がいなかった私はとことん、公共の手を借りまくりました。

お母さんに休息を!